事業承継でお悩みの方
事業承継とは会社を後継者へと継いでいくことです。事業承継は大変時間がかかることが多く、中小企業庁も事業承継には3〜5年の時間がかかるとしています。
また事業承継を早めに準備しないと最悪の場合前経営者が後継者について決めないまま病気などになってしまった場合、社内あるいは親族間でトラブルになる危険もあります。事業承継はとにかく早めの準備が必要です。早めの準備とは早い段階で事業承継の専門家に相談することがまず第一のステップです。
事業承継を専門としている事務所はそう多くありません。しかし専門でないとどの形の事業承継が自分の会社に向いているのか、どういったスキームで事業承継を行うのかといった決定はなかなかできません。親族に継がせるにしても、従業員に継がせるにしても、M&Aを考えるにしてもそれぞれメリット・デメリットがあるので会社にあったスキームを決めなければなりません。
ここを確定させるだけでも時間がかかるでしょう。会社の経営状況、後継者がいるのか、いないのか。後継者がいるにしてもその後継者が株式を買い取って事業を継ぐのか、個人保証を受ける意思があるのか。
経営者だけで決めて良い話ではなく後継者や取引先、金融機関も接触しながら事業承継のステップを踏んで行きます。このように時間がかかるものであるため早めの準備を心がけ、専門家に相談することが必要でしょう。